白ワインの魅力は、飲んだ時の切れ味の鋭い清涼感です。香りと余韻が快く、上質のものほどそれが長く続きます。白ワインといっても、透明に近いものから緑色がかったもの、黄色のものまで様々です。香りと色と味を記憶してレパートリーを拡げて行くのも楽しみです。また、アメリカのスーパーでは3リットルほどの大きなボトルの白ワインが廉価で販売されていますが、友だちとわいわいとお喋りしながらこういうワインをいただくのも美味しいものです。
ブドウが白ワインの原料になりますが、20種類以上あり、主なものはシャルドネ、セミヨン、リースリングやシルバネなどで、それぞれが花の香りや果実の甘い香り、木の実やミネラルの香りなど品種によって特長があります。できたワインをブレンドする場合もあります。白ワインの作り方は、軸を取り除き軽く実を潰す除梗と破砕という作業をし、自然に絞り出る糖度の高いフリーラン・ジュースを高級ワイン用に使い、残りを圧縮してジュースを搾りだし、これが普通ワイン用になります。それぞれを発酵させたものが白ワインになりますが、本来ブドウのもっている酵母菌に頼る場合と酵母菌を加える場合があります。
今や世界中の銘柄を日本でも入手できるようになりました。フランスではAOCワインという規格のものが高級で、地名が表示されており、高級になるほどに限定場所が狭められ村名が入ったり、更に最上級のものは畑まで記載されています。ドイツではQbAが上等でQmPワインが最上級とされています。イタリアでもDOCGを最高級のものと規程されています。フランスのシャトー カルボニュー ブラン、ルロワ ブルゴーニュ ブラン、ドイツのシュタインベルガー リ−スリング、ラッペンホーフ アルスハイマー フリューメッセ ルーレンダー等々。イタリアのモンカロ トルディルータは黄金色の甘い白ワインで有名です。
白ワインをおいしくいただくにはワインの温度が重要になってきます。甘口のものは4度前後に冷やして、辛口のものは7、8度から10度ぐらいの冷え具合が適温です。そうした温度をみて飲む直前に栓を抜きます。ワインはただお酒を飲むと言う行為のみにとらわれないで、ワインを通して楽しい時を過ごすことを心がけたいものです。白ワインは魚料理に合うとされていますが、チーズや果物やお菓子を食べながらいただくと美味しいものもあります。手の届くところから順次グレードアップしながら、自分の好きな香り、味などを探してワイン通になるのも素敵ですね。
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